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| クライアント |
| 岡本太郎記念現代芸術振興財団 |
| 担当業務 |
| 総合プロデュース、空間計画/演出構成 |
| 会場 |
| スパイラルホール/東京・青山 |
| 会期 |
| 2005.06.18 |
| 参列者数 |
| 2,500人 |
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50年にわたって岡本太郎と並走し、太郎没後は次の時代に太郎を伝えることに人生を捧げていた岡本敏子が急逝した。あまりに突然の、そして彼女らしい最期だった。
太郎と同じくコンセプトは「祝葬」だ。満面の笑みをたたえた嬉しそうな敏子、その奥には9年前に遺影として用いた太郎のポートレートを会場正面に大きくあしらった。太郎に招かれて天に駈けていく敏子。
焼香の代えて、敏子に向けた言葉を手向けてもらうことにした。「言葉」は敏子にとって武器であり、一番大切にしていたものだ。会場中央の“光のサークル”の中に入ると、太郎を語る嬉しそうな敏子の言葉が聞こえてくる。そして“参道”の両側には、二人が歩んだ50年を象徴する写真が花畑のように広がっている。
多くの若者たちが敏子との最後の対話を楽しんだ。 |
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