本展では、戦後から大阪万博を経て亡くなるまでの、岡本太郎が駆け抜けた50年を見つめなおします。
戦後最初に描かれたと思われる記念碑的な『電撃』(1947年)から、死の間際まで描かれていた絶筆『雷人』(1996年)まで、各年代に制作された絵画作品を通して、戦後の岡本芸術の歩みを概観します。
また、創作活動の様子やプライベートシーンなどを含む貴重な映像資料を満載した、当館企画のドキュメンタリー映像『岡本太郎』を上映。
生誕100年を越えて新たな世紀を迎えたいま、岡本太郎の半生を肌で感じることで、岡本太郎のなにが変わり、なにが変わっていないのか、それぞれに発見があることでしょう。
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